Lombardia
La Muraca
ラ・ムラカ
3人の兄弟で設立した小さなワイナリー。
当主キアッピーニ家は常にブドウ栽培に携わっきた。最初は家族用に栽培していたが、2003年に近代的な技術を用いて最初のブドウ畑を作ることを決意した。2010年、ラ・ムラカを正式に設立。
ヴァル・カモニカ(オーリオ川がイゼーオ湖より上流において形作る谷筋)の中央に位置するロシーネを拠点にビオロジックの認証を受けた2haの畑を所有。ヴァルカモニカ・ロッソとヴァルカモニカ・ビアンコ、時々スプマンテを生産している。
畑は全てロシーネ市内にある 「センディーニ 」と呼ばれる地域にあり、石灰質のコンカレーナ山に円錐上に位置する南向きの日当たりの良い地域で、石灰質土壌が味わいの特徴となっている。
ラ・ムラカを営む彼ら家族は誰もが自分のできることを行い、自然と土地をできる限り尊重することを生産哲学としている。
山間部のブドウ栽培は、1ヘクタールあたりの収量を低く抑え(35~45キンタル)、品質を追求する。
処理には銅と硫黄を低用量で使用し、プロポリスやイラクサ、スギナを煎じて使用。
カンティーナでは、自然酵母による醗酵が行われ、醗酵温度は管理しない。
赤ワインは、ヴィンテージによって40~60日間果皮と接触させた後、中古または再生トノーで24ヶ月間熟成させ、濾過や二酸化硫黄の添加をせずに瓶詰めし、リリース前に約10ヶ月間寝かせる。
栽培する黒ブドウメルロー60%、マルツェミーノ40%、その他で構成される。
白ワインは除梗した後、24~36時間果皮浸漬させ、その後プレスし、自然発酵させ、ステンレスタンクで12ヶ月間熟成させる。
純粋なマンゾーニの交配ブドウから造られる。
”私たちにとってワインは自然の産物であり、それを尊重し、それを変質させることなく調和させることを心がけています。”
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